東前頭12枚目の遠藤(24=追手風)が4日、三重・鈴鹿市の追手風部屋で2日ぶりに申し合い稽古を再開した。

 十両の大栄翔や幕下力士らと20番取って19勝1敗。前日3日は春場所で負傷した左膝の痛みが再発し相撲を取らなかったが、この日は約200人の見物客に元気な姿を見せた。

 ただ、師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「いいか、悪いかでいえば、良くない。だましだましやるしかない」と評価は控えめ。左膝の状態を見ながら名古屋場所(12日初日、愛知県体育館)へ向けて、慎重に仕上げていく。