序二段は7戦全勝同士の優勝決定戦が行われ、元学生横綱で日体大出身の大輝(23=八角)が、関学大出身初の力士で居反りなどの奇手を得意とする宇良(23=木瀬)を押し倒しで破った。

 先場所の序ノ口に続く優勝を狙った宇良に、大輝が雪辱した。ともに番付に初めてしこ名が載った先場所の序ノ口は、2番相撲で対戦し、宇良が勝った。その場所を6勝1敗で、唯一の黒星を付けられた大輝は「自分の相撲を一から見直しました。(宇良は)引いても落ちないし、取りづらかったけど(白星は)大きな自信になります」と話した。