AKB48大運動会が5年半ぶりに行われ、47都道府県の出身者で構成されたチーム8が、逆転で総合優勝を決めた。


最終結果
1位チーム8250点
2位チームK180点
2位チーム4180点
4位チームB140点
5位チームA100点

選手宣誓

 横山由依、峯岸みなみ、木崎ゆりあ、高橋朱里、太田奈緒(太田は暫定キャプテン)が、「10周年に向けて結束力を高めます」と誓った。

選手宣誓をするチームAの横山由依(右端)ら(撮影・狩俣裕三)
選手宣誓をするチームAの横山由依(右端)ら(撮影・狩俣裕三)

玉入れ

 玉入れは、トロッコの上に乗った各チームのキャプテンが頭上にかごを乗せて、他のメンバーが目がけて玉を投げ入れた。キャプテンはひざを曲げてはいけないというルールの中、予選ではチームKキャプテン峯岸みなみ(22)が反則スレスレの“妙技”で圧勝。

玉入れで優勝した峯岸みなみ(左)らチームK(撮影・狩俣裕三)
玉入れで優勝した峯岸みなみ(左)らチームK(撮影・狩俣裕三)

30メートル走

 1位はチーム4の村山彩希(17)、2位もチーム4の小嶋真子(17)だった。村山のフライングで2回やり直した後の決着だった。村山は「3度目の正直です。毎回、運動会でフライングするのは私の恒例なんです」と笑った。

30メートル走で優勝したチーム4村山彩希(右から2人目)(撮影・狩俣裕三)
30メートル走で優勝したチーム4村山彩希(右から2人目)(撮影・狩俣裕三)
30メートル走で優勝したチーム4村山彩希(撮影・狩俣裕三)
30メートル走で優勝したチーム4村山彩希(撮影・狩俣裕三)

障害物競争

 チーム対抗戦が3レース行われた。それぞれ、チームAの小笠原茉由(21)大和田南那(15)ペア、チームKの児玉遥(18)鈴木まりや(24)ペア、チームKの峯岸みなみ(22)相笠萌(17)ペアが優勝した。レースでは、トラック1周しながら風船割り、三輪車、網くぐり、麻袋、アメ探し、二人三脚を順番にこなしていった。

障害物競走で1着でゴールするチームKの児玉遥(右端)、鈴木まりや(右から2人目)組(撮影・狩俣裕三)
障害物競走で1着でゴールするチームKの児玉遥(右端)、鈴木まりや(右から2人目)組(撮影・狩俣裕三)

持久走

 会場内のトラックと有明コロシアムの外周コースを2周以上する1128メートル走を制したのは、駅伝選手としても活躍しているチーム8の横道侑里(14)だった。タイムは4分17秒で、2位を10秒以上離しての圧倒だった。

持久走を走るメンバーたち(撮影・狩俣裕三)
持久走を走るメンバーたち(撮影・狩俣裕三)

腕相撲

 AKB48の腕っ節自慢は、チームAの大家志津香(23)だった。大家は「AKB入って1番うれしいかも」と喜びつつ、通算対戦成績は1勝1敗となり、「さや姉も腕が万全じゃなかったみたいなので、再戦したい」と話した。

腕相撲対決でチームK山本彩(左)を破り、優勝したチームA大家志津香はガッツポーズ。中央は山崎弘也(撮影・狩俣裕三)
腕相撲対決でチームK山本彩(左)を破り、優勝したチームA大家志津香はガッツポーズ。中央は山崎弘也(撮影・狩俣裕三)

チーム対抗リレー

 最終種目のチーム対抗リレーは、チーム8が制した。第1走者の松井珠理奈(18)、第2走者の田野優花(18)がスタートダッシュを決めて、第13走者まで半周以上の独走状態だったが、第14走者のチーム8佐藤七海(15)が大逆転し、その後は見事なバトンリレーで優勝した。

チーム対抗リレーでスタートする、左からで中野郁海、北川綾巴、渡辺麻友、松井珠理奈、川栄李奈(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーでスタートする、左からで中野郁海、北川綾巴、渡辺麻友、松井珠理奈、川栄李奈(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで白間美瑠(右)からバトンを受け取り、顔を傾けながら走るチームA宮脇咲良(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで白間美瑠(右)からバトンを受け取り、顔を傾けながら走るチームA宮脇咲良(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで松井珠理奈(左)からバトンを受け取る峯岸みなみ(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで松井珠理奈(左)からバトンを受け取る峯岸みなみ(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで転んでしまい苦笑いしながら走るチームK山本彩(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで転んでしまい苦笑いしながら走るチームK山本彩(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーでゴールするチーム8暫定キャプテンの太田奈緒(左)(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーでゴールするチーム8暫定キャプテンの太田奈緒(左)(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーでゴールし、メンバーと抱き合い喜ぶチーム8暫定キャプテンの太田奈緒(中央)(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーでゴールし、メンバーと抱き合い喜ぶチーム8暫定キャプテンの太田奈緒(中央)(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで優勝し、大泣きする様子がモニターに映し出されるチーム8谷口もか(撮影・狩俣裕三)
チーム対抗リレーで優勝し、大泣きする様子がモニターに映し出されるチーム8谷口もか(撮影・狩俣裕三)

総合優勝

 47都道府県の出身者で構成されたチーム8が、逆転で総合優勝を決めた。最終競技のチーム対抗リレーで1位になり、チームKを差し切った。アンカーを務めた暫定キャプテンの太田奈緒(20)は「メンバーのおがけですほんまに、ありがとう!」と大喜びした。

優勝が発表され、喜ぶチーム8のメンバー(手前左)(撮影・狩俣裕三)
優勝が発表され、喜ぶチーム8のメンバー(手前左)(撮影・狩俣裕三)
表彰式で優勝旗と優勝賞品のボードを受け取るチーム8太田奈緒(中央左)と坂口渚沙(同右)。左から本田朋子アナウンサー、塚地武雅、2人おいて山崎弘也(撮影・狩俣裕三)
表彰式で優勝旗と優勝賞品のボードを受け取るチーム8太田奈緒(中央左)と坂口渚沙(同右)。左から本田朋子アナウンサー、塚地武雅、2人おいて山崎弘也(撮影・狩俣裕三)