ミュージカル「プリパラ み~んなにとどけ! プリズム☆ボイス2017」の公開ゲネプロが25日、東京・Zeppブルーシアター六本木で行われ、茜屋日海夏、芹沢優、SKE48高柳明音(25)らが参加した。

 昨年2月に行われた舞台の第2弾で、アニメ版の声優たちが本人役で扮装(ふんそう)し、出演している。舞台でのオリジナルキャラ「青井めが姉ぇ」を演じる高柳は、アイドルとして成功を夢見る女の子たちの邪魔をする役どころで、前作以上に悪役度が増している。「前回はプリパラが好きな子供たちに嫌われるかもしれないと不安があった。でも前回、初演が終わった後に検索したら『嫌なところが嫌いになれなかった』って書いてあったんです。いろんな方が愛してくださったので、ここはとことん追求してやろうと、嫌なやつを極めようとしているんです」。

 だが、もともと「プリパラ」ファンでもある高柳には、限界があった。「らぁらちゃん(茜屋)と小さいらぁらちゃん(石井心愛)が2人で歌い出すシーンを見ていると、だんだんこう…(ニヤッと)なってきちゃう」と、ニヤニヤしながら明かしていた。

 前回はダンスには参加しなかったが、今回はエンディングでダンスシーンに臨む。「踊ってるときは本当に幸せです。ほんとに『プリパラ』が好きなので、同じ舞台で踊れるなんて…。幸せをかみしめて踊ってます」。高柳のニヤニヤは終始、止まらなかった。

 また4月から始まる新アニメ「アイドルタイムプリパラ」の登場人物の画像が公開され、出演者らは歓喜に沸いていた。