11日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演したアイドルグループ・NMB48の山本彩(20)が、番組内でほとんど発言できなかったことについて、放送終了後に司会の雨上がり決死隊・宮迫博之(44)に涙ながらに謝罪していたことがわかった。

 山本といえば、ファンの間では人見知りな一面があることで知られ、これまでにも出演したバラエティーなどではほとんど目立つ事ができなかったことから「借り猫(借りてきた猫)」と呼ばれるほど。その山本と地元が同じだという宮迫は、同郷のよしみからか、この日の「バイキング」でも、山本にひんぱんに話を振るが、山本は短く返事をするのがやっとだった。さらにこの日は元AKB48の篠田麻里子がゲストで、姉妹グループの元メンバーとの共演は山本にとって会話を広げる絶好のチャンスだったが、話が弾まず、宮迫からは不仲を疑われる始末だった。

 まだ共演者たちになじめていない山本について、篠田が「真面目なタイプなんですけど、関西出身で面白い。コントとかも上手で、一番笑いを取る」と、キャラクターを紹介。その意外な一面に食いついた宮迫は、そこから山本の魅力を開花させようと、山本に「バンバン、いろんなこと言って良いんですよ。もっと、ボケて行きましょか」と誘うが、山本は「大丈夫です、頑張ります」とそっけなく返し、これには宮迫も「散々、振ってるのに何やその返し!」とたしなめる一幕もあった。

 真面目な性格の山本だけにそんな自分をふがいなく思ったのだろう、放送終了後、宮迫のもとに反省しに来たという。宮迫は自身のTwitterで、「バイキングの本番終わりに、山本彩ちゃんとちょっとしゃべった。真剣でマジメだからこそ緊張し過ぎてしゃべれないという状況を知った。目を潤ませながら反省する彼女を見ていると、オジサンのゆるゆるの涙腺も爆発しそうに成った(T.T)」と、その時の様子を明かし、「オジサンは誓う、彼女と共にこの番組で成長すると( ̄^ ̄)ゞ」と、さらなるサポートを誓った。