早瀬憩(19)が「呪いのスマホ」(11月13日公開)で、映画に単独初主演することが1日、分かった。商業長編デビュー作の25年「この夏の星を見る」の作品性が高く評価された、新進気鋭の山元環監督(33)と同作に続き再タッグ。「私自身、とても信頼を置いている環さんだから、安心して挑むことができました」と手を携え、同作で描いたような、みずみずしい青春とホラーを融合させた「青春×ホラー」と言える、新機軸の1本を作り上げた。
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映画「私はあなたを知らない、」(中野量太監督、8月28日公開)で初のヒロインを務めることが4月に発表されたばかりの早瀬が、とんとん拍子に単独初主演の座をつかみ取った。待望の1作は、24年「あのコはだぁれ?」(清水崇監督)以来2作目ながら、大の苦手のホラーだったが「環さんがホラー。想像がつかなかったけれど、環さんだからやらせてもらいたかった」と出演を即決した。
「この夏-」では、コロナ禍で活動が制限された中、自作の天体望遠鏡で星を見つける数を競う「スターキャッチコンテスト」を開催した高校生と、参加した中高生の交流を描いた。今作は、孤独な女子高生・榊ユラが、同級生と立ち入り禁止の旧校舎を掃除中、ボロボロの1台のスマホを発見。突然、起動した画面から流れた不気味な動画を見た後、届くようになった“死の通知”を受け取った同級生が次々と殺されていく。その中、ユラは井手上漠(23)演じる篠宮かおるに支えられ、ある事件をきっかけに閉ざした心を開く。早瀬は「脚本を読んで、怖いと同時に交わることがなかった登場人物が関わって変わっていく、今までにない新しいホラー。山元監督らしい」と青春という共通点を見いだし、心動かされた。
撮影は25年11月から1カ月、泊まり込みで本物の廃校で行った。夜の撮影では寒い中、安全を確保した上でプールに飛び込んだり、引きずられたり、顔の下半分を血で染めるシーンにも挑戦。その中、スマートフォンからアプリが全て消え、動画が見られなくなり、連絡も不通になる“怪現象”も発生。撮影を終え、不調は回復したが「私のスマホが“呪いのスマホ”になりました。本当にビックリ。私が犠牲になった分、きっと何かが降りてきたから、この映画はヒットします!」と意気込んだ。【村上幸将】



