EXILEのパフォーマーMAKIDAI(32)が俳優真木大輔としてオールフランスロケの映画「白夜」(小林政広監督)に主演することが14日、分かった。出演者は女優吉瀬美智子(34)と2人だけ。放浪の旅をする男性と、別れた恋人を追って仏リヨンにを訪れた女性が偶然、橋で出会い、急激にひかれ合う1日限りのラブストーリー。

 MAKIDAIは小林監督(55)から吉瀬と出会うシーンまで吉瀬と話さないよう指示され、撮影時間外も距離を置くなど偶然出会った男女の雰囲気づくりを工夫した。EXILEは「放浪者」を意味するが、撮影中は筋肉質の体形をあえて崩したという。「自分もかつて、1人で海外生活をしていたので、当時の思いや孤独感、その時に出会った女性とのできごとを思い出して役に照らし合わせました。監督からも言われましたが、孤独感がより出るように、現場もプライベートも1人で過ごしました」と振り返る。

 二十数年前から「小さくても宝石のような輝きを持つ映画を作りたい」と、今回の構想を持っていた小林監督は「若い男女のたった1日の物語を哀切に描きました。思い切り泣いてほしい」。2人の濃厚なキスシーンもあるという。小林監督は「愛の予感」で07年のスイス・ロカルノ国際映画祭でグランプリ受賞するなど、海外でも評価が高い。同作品が、海外の映画祭に出品される可能性も高く、俳優真木大輔にとって、世界に飛び立つきっかけになるかもしれない。