俳優の杉浦太陽(33)の実弟でギタリストで俳優の杉浦タカオ(31)が25日、自身のブログを更新。男児が誕生していたことを報告し、「生まれてきてくれて、ありがとう」と我が子に感謝した。

 杉浦は「ご報告が遅くなりましたが、息子がこの世に生を受けました」と報告。出産は波乱だった様子で、予定日まで一カ月程にせまった35週目に妻が切迫で入院。36周目に入り退院したが、その日に陣痛が来て再入院し、そのまま急きょ出産したという。

 出産時のことを杉浦は「急な出産のため、病院の医師が不在のまま息子は産まれてきました」といい、生まれてきた我が子について「呼吸をしていませんでした」と出産直後は息吹が感じられかなったと明かした。

 その後は遅れてきた医師の判断で救急車で大きな病院へと搬送され、「新生児仮死」と診断されてNICU(新生児特定集中治療室)に入ったという。杉浦は待合い室で数時間待たされた後、医師から「もう、大丈夫ですよ」と言われたといい、その時のことを「涙が溢れて止まりませんでした」と振り返った。

 危機を脱した我が子について、家族に報告をしたというが、実兄の太陽と義姉でタレントの辻希美(27)からも泣きながら「よかった、ほんまによかった」と連絡があったと明かした。杉浦は「家族の大事さを改めて感じた」としみじみ。

 今回の波乱な出産について、杉浦は「出産は本当に何が起こるかわかりません。母親にとっても、産まれてくる子どもにとっても命がけの事なのだと。改めて命の大切さを想う」と、その大変さを痛感した様子。

 最後に杉浦は「生まれた時のことを考えると、これからまだ僕たちに試練があるかもしれません。けど、そんな事は全力で乗り越えていきます」と、家族の絆を深めていく決意を示した。

 また、我が子の写真を掲載し「僕ら夫婦の子どもとして生まれてきてくれて、ありがとう。生きていてくれて、本当にありがとう」と、困難を乗り越えた息子に感謝した。