30年近くパーキンソン病と闘う米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで知られる俳優マイケル・J・フォックス(65)が、研究支援や啓発活動の功績を称えられてカナダ国民に授与される最高位の民間勲章の一つ「コンパニオン」を受章したことが明らかになった。
エドモントン出身のフォックスは2日、オンタリオ州オタワにあるカナダ総監の公邸に姿を見せ、メダルが授与された。米ピープル誌によると、フォックスはこの日カナダ勲章を新たに受章、または昇格した51人のうちの一人だったという。
地元メディアの報道によると、パーキンソン病に関する力強い世界的啓発活動と自身の病状について包み隠さず率直に語る姿勢が評価されたものだといい、今年に入って2011年に受章したオフィサーから最高位のコンパニオンに昇格することが発表されていた。
フォックスが公の場に姿を見せたのは、9月14日に米ロサンゼルスで開催されたテレビ界で最も栄誉ある賞とされる第78回エミー賞授賞式に登壇して以来およそ半月ぶり。エミー賞で授与された慈善活動を通じて社会に永続的な影響を与えたテレビ界の人物を称えるボブ・ホープ人道賞に続く栄誉となった。
1998年にパーキンソン病と診断されたことを公表したフォックスは、2000年にマイケル・J・フォックス財団を設立してパーキンソン病研究のためにこれまで30億ドル以上の資金を提供してきたことで知られる。(千歳香奈子通信員)



