戸松遥と関智一が7日、東京・文化放送メディアプラスホールで行われた「第9回声優アワード」でシナジー賞を受賞した。作品として声優の魅力を最大限に発揮した作品に贈られる同賞に、出演するテレビ東京系アニメ「妖怪ウォッチ」(金曜午後6時半)が選ばれ、作品を代表して登壇。戸松が演じる主人公ケータの着ぐるみも登場した。戸松は「子どもたち、すごくたくさんの人に愛される作品になったことを、本当に心からうれしく思います。私にとっても激動の1年で、ケータと出会えたことは本当に人生の宝物だなと思っています。妖怪のしわざではなく、皆さまと一緒に受賞できて本当にうれしいです」と喜んだ。

 また子どもたちの視点から選ばれたキッズファミリー賞には、「妖怪ウォッチ」のジバニャン役などで知られる小桜エツコが選ばれた。小桜は「『妖怪ウォッチ』とジバニャンに、たくさんの夢を見せてもらいました。その夢が子どもたちに届いて、この賞をいただけたと誇りに思っていますし、また責任も感じております。エンターテインメントには夢があると伝えられるように努力していきます」と涙ながらにあいさつ。ジバニャンの着ぐるみになでられると、笑みを浮かべた。