03年3月から12年続いた大阪・MBSテレビ発全国ネット、TBS系朝の生情報番組「知っとこ!」が28日、最終回を迎え、松嶋尚美(43)は号泣し、終了を報告した。

 「右も左も分からんで、みーんなに助けられて、(桂)ざこばさんも中尾(彬)さんも、よゐこもTKOもますだおかだも、スタッフの皆さんも。(産休で)休んだりして、12年間わがままもいっぱいあったんやけど、ほんとにね、もう、守っていただきまして、ありがとうございました」

 手で涙があふれる目元を何度もぬぐいながら、松嶋はあいさつ。相棒を務める柳原可奈子(29)、モデル富岡佳子(45)も涙ぐみながら最後を迎えた。

 松嶋は03年3月、元相方の中島知子(43)と組んでいた「オセロ」として、同番組の司会に入った。自身は結婚、出産を経験し、中島は休養。13年4月には、番組でオセロの解散も報告した。思い出の詰まった番組だけに、感情を抑えきれなかったようだ。

 最終回のこの日は、グルメ情報「究極の朝ごはん」スペシャルとし、以前のレギュラーパネリストだった中尾彬、桂ざこば、まずだおかだ・岡田、よゐこ・有野、TKO・木本らがロケに出て、情報を伝えた。

 中尾からは「松嶋さん、柳原さん、富岡さん、お疲れさまでした」とねぎらいの言葉が寄せられた。

 また、松嶋は番組終了後、同局を通じ、最終回を終えた感想をコメントした。

 「始めた時の目標は3年で、ちょっと高すぎたかなと思っていましたが、その4倍!」と、番組を長く支持してくれた視聴者に感謝。個人的に思い出として「憧れだったジョニー・デップに『フレンド!』って言ってもらえ、会わせてもらったこと」とあげた。

 4月4日からは、関ジャニ∞の丸山隆平が初の司会を務める「サタデープラス」(土曜午前8時)がスタート。丸山とともに、小堺一機、小島瑠璃子が番組進行を務める。