女子フィギュアスケートの浅田真央(24)が、歌手テレサ・テンさんをよみがえらせていた。現役続行を表明した18日、ラジオ番組に生出演し、95年に亡くなったテレサさんの大ヒット曲「時の流れに身をまかせ」(86年)を選曲。その上で「『時の流れに身をまかせ』という言葉を聞いて、すごく気持ちが楽になりました」「本当に1度きりしかない人生なので、悔いなくやり切りたい思いもあります」などと語った。

 翌19日には「休養期間中の浅田を“支えた曲”」と各メディアが報じて、注目度がアップ。同曲を収録したテレサ・テン没後20年追悼ベストアルバム「テレサ・テン 40/40~ベスト・セレクション」の累計出荷数が、1万1000枚に達した。同作は今月6日にリリースされたが、20日から22日の3日間で注文が約3000枚。12年リリースのアルバム「生誕60年 ダイヤモンド・ベスト」は1年間で売り上げが1万5000枚で、今回はそれを上回るペースで売れている。

 配信でも大反響で、新アルバムはi Tunes歌謡曲チャートで1位。「時の流れに-」は、レコチョク歌謡曲/演歌週間チャートで1位を獲得した。