タレント神田うの(40)が2日、都内で行ったウエディングドレスブランド「シェーナ・ドゥーノ」の新作発表会で、「女性自身」で報じられた巨額窃盗被害について語った。

 「もう乗り越えました」と言いつつも、ショックを受けた3歳の娘を思って号泣した。

 同誌によると、11年12月に派遣会社に依頼した60歳の女性ベビーシッターに、立件できなかった物も含めると約3000万円相当の高級ブランドバッグなどが盗まれていたという。昨年1月に警視庁に被害届を提出。同11月に女性は逮捕され、計1000万円相当の金品を盗んだとして、今年5月14日に東京地裁で懲役2年4月の実刑判決を言い渡された。女性は控訴している。

 うのは「使おうと思った物がない」と不審に思ったが、「持っていかれているという感覚がなかった」と振り返った。自宅と実家を行き来しているため、「あっちの家にあるのかな」と思っていたという。さらにこのベビーシッターについて、「最も信頼している人で、まったく疑っていなかった」という。物がなくなったので相談すると「自分の物もなくなった」と被害者のように話していたという。また、女性は用がないはずなのに、うのの実家にも行っていたという。

 女性の逮捕について「信じられなかった。娘もなついていましたから」。

 さらに、昨年11月上旬のこととして「娘がシッターさんのかばんを勝手に開けようとして、すごく怒られたんです。それが耳に残っているようで。それが原因で、シッターさんが来なくなってしまったと、娘が自分を責めているんです。娘に申し訳なくて。悲しいです」と声を震わせ、涙を流した。

 女性からの謝罪はなく、相手の女性に言いたいことも「ない」ときっぱり。最後には「今は、乗り越えて頑張っています」と話した。