たけしの“娘”が、アナウンサー・デビューした。

 カンテレの竹崎由佳(たけざき・ゆか=22)竹上萌奈(たけがみ・もえな=22)両アナウンサーが20日、大阪市北区の同局で、午前の生帯情報番組「よ~いドン」のお天気コーナーでデビューした。

 竹崎アナは3歳から小学生まで子役としてドラマ、映画に出演。ビートたけし主演映画「血と骨」にも出演しており、田畑智子ふんするたけしの娘の子役時代を演じていた。

 「もともと、女優になりたかったんですけど、大きなオーディションに落ちまして…。挫折を経験して、どうしようと思っていたら、中学の校長先生に『アナウンサーだったら顔だけじゃない。アナウンサーなら知性、教養でも勝負できる』と言われまして、アナウンサーを目指しました」

 竹崎アナは大阪出身。青学大・文学部(フランス文学科)に進み、今春にカンテレへ入社した。「大阪で、バラエティーを見て育ったので、いろんな芸人さんとバラエティー番組に出たい」。将来は、たけしと“再会”する可能性もある。

 「そうですね。いつか、共演したいです。(たけしは)覚えてないと思いますけど」と夢を語った。

 また、竹上アナは群馬出身で、慶大・文学部を卒業。日本の自然をPRする「ミス日本ネイチャー2013」に選ばれた経歴を持つ。竹上によると「体力がありそう」との理由で選ばれたといい「実は体力がなかったので、選ばれてからジムに通って、登山もできるように始めました」とか。負けん気は強そうだ。

 趣味はゲーム、漫画。ゲームは「親が箸より先に(ゲーム機の)コントローラーを持たせた」ため、3歳のころからゲーム好き。スーパー・マリオや、ストリート・ファイターなどが得意で、漫画も「極道系が大好きです」と話し、清らかな外見とは打って変わって、意外な一面をのぞかせていた。