吉本新喜劇の“永遠のマドンナ”未知やすえ(51)が、アイドル講師を務めることになり29日、AKB48の衣装で登場した。

 吉本興業が主催する体験型イベント「TOPPA!」の講師に決定。同イベントは、プロのエンターテイナーから直接、歌、ダンス、お笑いなどが学べる企画で、全国5会場で開催。未知は8月27日、大阪会場(道頓堀ZAZA)で、参加者に講義する。

 この日の衣装は、前田敦子らが着用していた赤基調のギンガムチェック。やすえは「新喜劇の楽屋で誰も何も言ってくれず…。ただ1人、若井みどりさんだけが『大丈夫か』と。芸人としては、最低な反応でした」と話したものの、自らは「私は気に入っています」と満面笑みだった。

 というのも、未知は「私、小学生のころからアイドル志望やから」とか。あこがれに山本リンダから、山口百恵、桜田淳子、森昌子の「中3トリオ」、松田聖子をあげ、最近では新喜劇の後輩から「白ブタ」といじられているものの、いまだ「最後の夢はアイドル」と公言した。

 夜中のラーメンを控え、減量を目指すも「最近、またちょっと太った」。アイドル講師への不安もよぎるが、そこは「逆に、アイドルになれなかったというのはなぜか、伝えたい」。反面教師として“指導”したいという。

 吉本のアイドルといえば、AKB48グループのNMB48がおり、新喜劇にはNMB48出身の福本愛菜(22)がいるが「あいにゃんも太ってきたので、私の(方)が…」と毒も吐いた。本番まで残り1カ月、ダイエットを試み「130グラムぐらいやせたい」と、やる気があるのかないのか、まったく分からない意気込みを語った。