ヤンキース田中将大投手(26)の妻でタレントの里田まい(31)が6日、待望の第1子を妊娠し、5カ月に入ったと自身のブログで発表した。2012年3月の結婚から3年半。関係者によると、今年の年末か来年の年始に出産予定という。田中もニューヨークで取材対応し、笑顔で妻へのサポートを誓った。

 里田は午前9時、ブログを更新し、夫の田中との連名で妊娠を発表した。

 「この度、私たち夫婦は、新たな命を授かりました。現在妊娠5カ月で安定期に入りましたので、皆さまにご報告させていただきます。日々成長していく愛おしい命を大切に、心身共に出産の準備をしていきたいと思っております。どうか温かく見守っていただけたら、うれしいです。田中将大 里田まい」

 結婚4年目、待望の第1子妊娠だ。結婚以来、芸能活動をセーブし、夫を献身的に支えてきた里田は、母親になる喜びに満ちあふれているという。親しい関係者によると、結婚した当初から出産願望はあったが、田中の仕事への影響を考え、それを公言することは控えていた。

 事務所幹部に報告したのは2日前の今月4日だった。安定期に入り、さまざまな整理がつくまでは、夫と身内だけにしか明かしていなかったようだ。ニューヨーク・ヤンキースタジアムでの観戦も、今年6月以降はペースダウン。先月21日、田中の登板日に訪れた際には、体調面での不安はなくなったとみられる。取材によると、出産は早ければ年内で、年始になる可能性もある。オフシーズンのため、田中と帰国した上で、実家がある札幌市での出産も検討しているという。

 出産後もこれまで通り、芸能活動は控えて田中を支えていくつもりだ。交際中から料理教室に通い、スポーツ選手の食に特化したジュニア・アスリートフードマイスターの資格を取得。13年のペナントレースで、田中が楽天(当時)のエースとして24勝0敗の成績を残し、日本一に貢献した際には、「内助の功」として話題になった。一般層からの好感度が急上昇し、CMやメディア出演などの依頼も届いたが、すべてを断って、田中と海を渡った。生活するニューヨークでは、英会話学校にも通っている。来年は、大リーグを代表する投手の妻として、母親として忙しい日々になりそうだ。