大みそか恒例のテレビ東京系「年忘れにっぽんの歌」の放送時間帯が、今年は「NHK紅白歌合戦」と重ならない午後3時から同5時55分の枠で放送されることが25日、分かった。同番組は今年で48回目を迎える長寿番組。演歌や歌謡曲中心に例年、午後5時から同9時30分まで放送され、同7時15分開始の紅白と約2時間重なる状態だった。

 関係者は「重ならない放送枠は初めてだと思う」。また「同じ音楽番組なので視聴者層が紅白と重なる部分がある。視聴率の問題もあるが、演歌、歌謡曲ファンを大切にじっくりとパフォーマンスを伝えたいと考えたようだ」と説明した。また今年は会場の都合で、収録での放送となる。