「第57回 輝く!日本レコード大賞」が30日、東京・新国立劇場で発表され、ダンス&ボーカルユニット、三代目J Soul Brothersが「Unfair World」で2年連続となる大賞を受賞した。

 発表の瞬間、メンバー7人は感激の表情を浮かべて、ゆっくりとステージに上がった。受賞曲を披露すると大歓声で祝福された。

 昨年「R.Y.U.S.E.I.」で大賞受賞後、さらにブレーク。同曲の間奏で披露する「ランニングマン」と呼ばれるダンスパフォーマンスを全国の小中高生たちがまねをして楽しんだ。今月発表された「Yahoo!検索大賞2015」でも大賞を受賞するなど、幅広い層から関心を寄せられた。リーダーのNAOTO(32)もこの日、「1年半前に発売した曲なのですが、2015年の方が盛り上がって、レコード大賞の影響力の大きさを感じました」と話していた。

 受賞盾を受け取ると、さらに歓声を浴びた。今市隆二(29)は「もともと自分たちの武器でもあったバラードで勝負できて良かったです」。登坂弘臣(28)は「昨年いただいた時とはまた違う、責任感をいただきました。喜びにひたることなく、まだまだ精進したいです」。NAOTOも「昨年いただけて、デビュー当時からの夢をたくさんかなえられた年だったので、最高の締めくくりになりました」と喜んだ。