音楽プロデューサー小室哲哉(57)とTRFリーダーのDJ KOO(54)が12日、都内でテレビドラマ「Empire/エンパイア 成功の代償」のレンタル開始発売記念イベントを行った。DVDは13日からレンタルがスタートする。

 小室は3月28日、自宅近くでつまずいて右足首を強くひねって骨折した。全治3カ月の重傷。同31日の手術でボルトとプレートを取り付けて、この日は病院から駆けつけた。「医師からは直るまで、3分の1が経過したと言われている。ボルトとプレートを抜くのは1年後」と説明した。

 くも膜下出血で倒れ、リハビル中の妻KEIKO(43)も夫の見舞いに訪れたが「病院や人混みは苦手」なのだという。発症からもうすぐ5年になるが「まだ“ケイコ節”を思い出せないでいる」。globeの活動を行うために、KEIKOに代わるボーカルを探す動きもあったが、「その席はずっとKEIKOに空けておきたい」と話した。

 TRFの誕生秘話も明かした。「SAMらのダンサーから、僕みたいなのとは一緒にできないと言われて、4回は食事に誘って説明をした。ダンサー道みたいなのがあって、口説くのが大変だった」。これを聞いたKOOは「僕には食事の誘いがなかった…」としょげていた。

 「Empire」は音楽会の内幕を描いたドラマで、第73回ゴールデン・グローブ賞の「TVシリーズ部門」主演女優賞を受賞し、第58回グラミー賞のサウンドトラック部門にノミネートされた。