ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(43)が、災害発生後に見られる過度な自粛に対し「クレームが嫌なだけのばかげた行為」とバッサリ切った。

 16日、堀江氏も生出演予定だったインターネットテレビ局「AbemaTV」のマージャン番組が、熊本地震の影響で急きょ放送延期となった。堀江氏はこれについて同日ツイッターで「熊本の地震への支援は粛々とすべきだが、バラエティー番組の放送延期は全く関係無いばかげた行為。人のスケジュールを押さえといて勝手に何も言わずキャンセルするとはね。アホな放送局だ」と批判。放送を自粛した代わりに地震情報番組を放送するわけでもない同局に対し「おめーらが自粛した所で被災者が助かる訳では無いんだがね」と一刀両断にした。

 堀江氏はその後ブログでも「被災者の方々にとって必要なのは安全に宿泊できる場所や温かい食事、日用品、そして一刻も早い日常生活への復帰でしょう。自粛ムードはそのためにはクソの役にも立ちません。自分がいまできる支援を行った上でできるだけ日常生活を維持すべきです」と自身の考えを説明。社会全体にまん延する自粛ムードや意味のない自粛を「ノイジーマイノリティーからのクレームを気にしただけ」「不必要」だと断じた。