米女優ジュリア・ロバーツ(48)が、4月29日に全米公開された母の日をめぐる出来事を描いた新作映画「マザーズデイ」で、4日間の撮影で300万ドル(約3億3000万円)のギャラを受け取ったと米FOXニュースなどが伝えている。

 ハリウッドでもっとも高額ギャラを稼ぐ女優の一人として知られるロバーツらしく、1日75万ドル(約8250万円)という破格のギャラを手にしたようだ。

 ロバーツはアカデミー賞主演女優賞に輝いた「エリン・ブロコビッチ」で2000万ドル(約22億円)を稼いだと言われている他、「バレンタインデイ」(10年)ではわずか6分間の出演で300万ドル(約3億3000万円)を受け取っている。

 ジェニファー・アニストン、ケイト・ハドソンら豪華女優陣との共演が話題の本作は、「プリティ・ウーマン」(90年)や「バレンタインデイ」で知られるゲイリー・マーシャル監督がメガホンをとった群像コメディ劇。かつてのラブコメ映画の女王たちが一堂に会して話題になったが、批評家の評判は今一つで、公開3日間で830万ドルの興行にとどまるなど期待外れの結果となっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)