2010年(平22)に亡くなった劇作家で演出家のつかこうへいさん(享年62)の七回忌追悼特別公演「リング リング リング 2016」の発表が14日、都内で行われた。

 女子プロレスラーのチャンピオンを目指す女性の生きざまを描いた作品で、91年に初演。93年には映画化もされた話題作で今回は25年ぶりの再演になる。

 舞台初主演のキンタロー。(34)は気合十分。「全身全霊、私の人生をかけてやっている。大きい顔で頑張っています」とアピール。激しいプロレスシーンもあって「チラリやポロリがあるかも。見どころ満載です」と訴えた。初挑戦のプロレスについては「最初はできるかな~と思っていたがやってみたら快感。Sな自分の芽生えです」と笑顔で話した。

 昨年12月に結婚したキンタロー。は年初には「6月の舞台を終えた後に種付けをしたい。チビキンタローをゲットしたい」と子作りに意欲を見せていた。この日、再度確認をすると「年末にミュージカルの仕事が入ったので、種付けは正月から」と、年明けの本格的な妊活を明かした。

 共演の芹那(31)も女子プロレスラー役。キンタロー。ら出演者が役作りのために筋トレに励んでいるのに「普通に生活しています」とケロリとした表情。だが写真撮影でキンタロー。にスリーパーホールドをかけられた際には、苦悶(くもん)の表情を浮かべていた。

 共演に小柳心、八神蓮、馬場ふみか、高崎俊吾ら。公演は今月23~30日まで、東京・全労済ホールで行う。