お笑い芸人の厚切りジェイソン(30)が、東京都の舛添要一知事(67)が辞職する見通しとなったことを「残念」とし、日本社会が失敗を許さないことによるデメリットを指摘した。

 舛添知事は15日、政治資金流用問題などによる都政混乱の責任を取り、都議会に辞職願を提出した。

 厚切りジェイソンはツイッターで、「舛添さんが辞めないといけないのか。残念。ここまで指摘されたから、同じように指摘されたことない人より気を付けるダロウし」と、舛添氏が都知事を続投することでメリットがあるとの考えを示し、「一回問題が浮いただけで『都知事としての信頼をもう完璧に失った』というのはおかしいダロウ」と首を傾げた。

 厚切りジェイソンは「人間は失敗することで理解が深まり、成長する」とし、「しかし日本は人間を失敗させない社会。セカンドチャンスがないので、リスクを冒せない。成長のスピードがカタツムリペース」と私見を述べた。