女性4人組ユニットOnePixcel(ワンピクセル)が26日、都内でミニアルバム「ZERO」の発売記念イベントを行った。「SAKURA SAKU」など8曲を披露し、ファン300人の歓声を浴びた。

 生歌パフォーマンスと、全員が現役女子高生というフレッシュさを武器に、昨年9月から活動を開始。自分たちの音楽が初めてCDとして世に出ることに、元ハロプロ研修生の田辺奈菜美(16)は「うれしくて実感が湧いてない。たくさんの人に聞いてもらいたい」と感慨深げだった。レコーディングは苦戦したといい、最年少の伝彩夏(15)は「どの曲もサビが全然、歌えなかった。でも、お菓子休憩を挟んだら(声が)出てきた」と、女子高生らしいエピソードで笑わせた。

 今後の目標を聞かれた鹿沼亜美(16)が「個々のレベルアップをしたい」とまじめに返答すると、伝が「ここは言っておいたほうがいいよ」と耳打ちした。鹿沼は「野外とかでコンサートをやりたい。さいたまスーパーアリーナとか…」と言い直したが、メンバー、ファンから「野外じゃないよ」と総突っ込みを入れられ、「え? 野外じゃないの?」と大ボケをかましていた。

 まもなく活動1年で、徐々にメンバーの個性も分かってきたという。茶髪の狐塚来愛(こづか・らいあ=16)について、鹿沼は「最初はヤンキーみたいで怖かったけど、天然だと分かった。意外と女子力もある」と明かし、笑わせた。