作家の乙武洋匡氏(40)が14日、妻仁美さんと離婚したと自身のサイトで発表した。「妻・仁美さんとの離婚が成立しましたことをご報告させていただきます。私自身に至らない点が多々あったにも関わらず、15年という長い歳月、家族のために尽くしてくれた彼女には感謝の念が尽きません」とつづった。

 関係者によると、乙武氏はリオデジャネイロパラリンピック観戦のためブラジルに滞在中。離婚届は9日前後に出し、3人の子どもの親権は仁美さんが持つという。慰謝料が発生したかについて、同関係者は「話は聞いていません」とした。乙武氏は別居後、事務所で生活しているが、同関係者は今後について「未定です」と話した。

 乙武氏は、3月に「週刊新潮」で女性5人との不倫を報じられ、仁美さんとともにサイトで謝罪文を発表。4月に都内で開いた40歳の誕生会では、障害があり、子どもの世話ができず、妻任せにしたストレスが不倫の原因と説明。自民党から水面下で打診されていた参院選出馬も白紙となった。仁美さんも夫の世話をスタッフ任せにした自分にも責任があるとして「2度目はないです」とやり直しを誓ったが、6月には「女性セブン」で別居が報じられていた。