乳がん闘病中の小林麻央(34)が、がんの告知を受ける前の1年半の間、体調不良に悩まされていたことを明かした。

 14年10月に受けた生検(生体検査)で乳がんが発覚。その時点では転移は脇のリンパ節のみだったが、その後、肺や骨などに転移していることがわかった。小林は22日に更新したブログで、告知を受けた当時を振り返り、「癌の告知を受けて、それを受け入れたとき、ほっとした自分もいた。その1年半の間はとにかく身体が怠くて怠くて1日1日が精一杯だったのだ。『癌になるくらいの身体だったんだ』と思ったとき、その間の自分を初めて分かってあげられて、受け入れられて、どこか、ほっとしたのだった」と当時の心境を明かした。

 「今思えば、もっと前から癌にならないように努力できたことがあったかもしれない。主人が私の身体のためにしてくれていた助言にも、もっと耳を傾ければよかった」との後悔もある。「でも、決して何かに怠けていたわけではない。あれがあの時の私なりの精一杯だった。だから、人生に『たられば』は無し」とつづったが、「それでも、思ってしまうものだけれど」と割り切れない思いも明かした。