高橋みなみ(25)が16日、東京・丸の内のコットンクラブで、ソロデビューアルバム「愛してもいいですか?」の発売記念ライブを行った。

 ライブ前には黒のシースルーのセクシーな衣装姿で囲み取材に応じ、「ジャケット写真もいい女風なんです。25歳の等身大の女性として、色っぽくいこうかなと思って」と話した。

 卒業後にIT関連企業に勤める15歳上の一般男性との交際が伝えられた。「卒業する前は総監督だったし、規律を守ってました。これからは見守っていただければ」と、順調な交際ぶりをうかがわせた。結婚については「卒業してすぐ誕生日で25歳になったので、四捨五入すると30歳。そう考えるとドキドキする」と意識している様子。AKB48がCMソングを歌う結婚情報誌「ゼクシィ」を読んでいるか聞かれると、「準備、早すぎ(笑い)。まだ手には取ってないです。想像の範囲で。まだ現実味はないですけど、女性としてのゴールはそこです」と結婚願望を明かした。

 「1人の歌手になること」と夢を掲げてAKB48に加入し、今年が芸能活動11年目。4月にグループを卒業し、ようやくアルバム発売という形で本格的に夢への1歩を踏み出した。「本当は卒業してからすぐリリースしたかったけど、うまくいかないところもあった」。イベント司会やラジオのレギュラー番組など、歌以外の活動も精力的に行い、「この期間に学ばせていただいた。5月から10月にやっていたことは糧になります」と振り返った。

 コンサートでは、抽選で選ばれた100人のファンを相手に、8曲を披露した。卒業後は「ちょっとしたイベントで2、3曲を歌ったことがあるぐらい」といい、本格的なライブは初めて。客席を見渡し、「知ってる人多くね? でもうれしいですね」と、AKB48時代からのファンの姿に驚きながらも、喜んだ。

 ファンから質問を受け付けるコーナーでは、現在の体重を聞かれた。「AKB時代は36キロでございました。今は40キロです。激やせ報道があって、あのときよりはふくよかになりましたよ、私」。それでも、この1カ月はライブに備えていたという。「1カ月、お酒を飲んでない」と禁酒していたことを明かしつつ、ファンとの交流を楽しんでいた。