今年1月に婚約したビリオネア実業家ジェームズ・パッカー氏(49)と破局したマライア・キャリー(46)が、パッカー氏に5000万ドル(約50億円)を支払うよう要求したとの噂が報じられている。

 資産総額35億ドル(約3500億円)で、オーストラリアで6番目にリッチな人物といわれているパッカー氏は婚約解消しても、マライアに1000万ドル(約10億円)の婚約指輪をキープさせるつもりだと報じられている。

 関係者らがニューヨーク・ポスト紙に明かしたところによると、マライアはさらに、パッカー氏のためにニューヨークからロサンゼルスに移り住んだことや、破局による精神的な痛手から南米ツアーを中止せざるを得なくなったことなどを理由に、5000万ドル(約50億円)を支払うよう求めているという。

 しかし、ある関係者は同紙に、「ジェームズは婚約指輪をマライアに与えたが、それ以上、一銭も払うつもりはない」としている。

 さらに、パッカー氏はマライアとバックダンサーの親密な関係に嫉妬していたと報じられているが、マライアの関係者は米情報サイトTMZに、バックダンサーとの浮気を否定。マライアは非常に古風な面があり、パッカー氏とでさえ、結婚前には関係を持たなかったと語っている。

 昨年夏に交際をスタートした2人だが、休暇中にヨットの上で何週間も一緒に過ごしても、部屋は常に別々だったという。関係者らは、パッカー氏がマライアとの結婚を急いだのも、そのためだったとしている。

  マライアの元夫ニック・キャノンも過去のインタビューで、「結婚前にはエッチができなかった」と告白している。(ニューヨーク=鹿目直子)