俳優堺雅人(43)主演のNHK大河ドラマ「真田丸」の最終回が18日に放送され、平均視聴率が関東地区で14・7%(関西地区16・3%)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。また、初回から最終回までの期間平均視聴率は関東地区で16・6%(関西地区15・9%)だった。

 制作統括の屋敷陽太郎氏は「真田信繁(幸村)を中心とした真田丸の船旅を、無事に終えることができました。視聴者の皆さんからさまざまな形でいただいたご意見やご感想は、私たちの船旅に貴重な『針路』を示してくださいました。そして、戦国の荒波にもまれながら航海を続ける中で、いつしか視聴者の皆さんも真田丸の乗組員になってくださっているように感じ、心強く思っておりました。視聴者の皆さまに、心より感謝申し上げます」とコメントした。

 「真田丸」の期間平均視聴率は、11年「江・姫たちの戦国」の17・7%には及ばなかったが、その後の12年「平清盛」の12・0%、13年「八重の桜」の14・6%、14年「軍師官兵衛」の15・8%、15年「花燃ゆ」の12・0%を上回った。

 また、最高視聴率は、1月17日放送の第2話で、関東地区20・1%(関西地区21・8%)だった。

 一方、18日は、日本テレビ系「FIFAクラブワールドカップ決勝 レアル・マドリード×鹿島アントラーズ」の試合が、「真田丸」と重なる午後7時20分から同10時9分まで放送され、平均視聴率が関東地区で26・8%(関西地区19・9%)と高視聴率を記録。「真田丸」の最終回に影響を与えたと思われる。