長沢まさみ(29)が10日、初ミュージカルに挑む主演舞台「キャバレー」(11~22日、東京・EXシアター六本木)の会見、公開稽古を行った。

 ナチス台頭前夜のドイツ・ベルリンを舞台に、ショーガールのサリー・ボウルズと、作家クリフの恋を描いた名作。

 長沢は会見に、白のストッキングにガーターベルト、頭に羽飾りを付け、胸元をあらわにしたセクシーな衣装で登場した。

 初のミュージカルだが「先輩方に支えられて稽古を乗り切ってきました。不安はありますが、すてきなカンパニーでやれることが幸せです。毎日楽しく稽古ができたので、稽古場と同じ気持ちを皆さんに届けられたら」と笑顔で話した。

 共演の村杉蝉之介が「長沢さんにキスが下手だと言われた」と暴露すると、長沢は「言ってない! 唇を中央に寄せすぎて、唇が硬いんです」と訂正して笑わせるなど、終始なごやかムードだった。

 ほかに演出の松尾スズキ氏、石丸幹二、小池徹平、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山奈津子が出席。

 横浜、大阪、仙台、愛知、福岡公演も。