台湾女優ヤオ・アイニン(26)が5日、都内で行われた日本映画初主演作「恋愛奇譚(きたん)集」(倉本雷大監督、公開中)の舞台あいさつに立った。

 台湾の女子留学生と幽霊の女性の触れあいを通じ、絆の大切さを描いた作品。ヤオは「日本語が心配でしたが、現場ではみんな優しく、ゆっくり話してくれたので楽しかったです」と日本語であいさつした。また「周りの人を大切にしてください。すてきな恋をしてください。そしてパンフレットを買って」と呼び掛けて笑いを誘った。

 共演した福田麻由子(22)はヤオについて「日本語のセリフも多く、現場では日本語でコミュニケーションをとっていてすごく尊敬します」といい、「私も違う国で言葉を覚えて挑戦できたらいい」と海外進出に意欲も示した。