漫画家のやくみつる氏(58)が、ブレーク前の星野源(36)を“使いっ走り”のように使ってしまったと告白して謝罪した。

 昨年ヒットしたTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で俳優としても歌手としても大ブレークした星野。30日放送のフジテレビ系「みんなのニュース」では、その星野が発売した最新エッセー集を紹介した。

 コメンテーターのやく氏は、「この今のスターダムにのぼりつめるとはちょっと想像しえない時代がありまして…」と星野にまつわる過去のエピソードを披露。共演したある番組で、星野はほかに3人の芸能人とともにひな壇に座っていたという。有名人のサインをコレクションしているやく氏は、収録の合間に星野らにサインをもらおうとするも、時間的に1人ずつもらっている暇はなかったため、「手っ取り早く星野源さんのところに4人分のサインをお願いする雑誌を持っていって、『お願いします』と。だから星野さんを使いっ走りみたいに……」と明かした。

 「一番とっつきやすそうに見えたんですね。星野源さんに頼めば、ほかの人にももらってくれるだろうと」と星野を選んだ理由を語ったやく氏。ほかに並んでいたのは俳優の綾野剛などだったそうで「綾野剛さんはちょっと行きにくい雰囲気があった」と語った。結局、全員分のサインをもらったそうで、星野に「ほんとすみませんでした」と頭を下げた。