フジテレビ系の連続ドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(日曜午後9時)の23日初回の平均視聴率が6・9%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 観月ありさ(40)の26年連続30作目の主演連続ドラマとなる。観月が演じるのは、美人で名家のお嬢様にして骨をこよなく愛する、変人の骨格標本士。その能力で、殺人事件の謎を解いていく。原作は太田紫織氏のミステリー小説。

 初回は、九条櫻子(観月ありさ)は、日本に数名しかいない骨格標本を組み立てる「標本士」だ。ある日櫻子は、博物館の技術補佐員・館脇正太郎(藤ケ谷太輔)に、組み立てを依頼されていた骨の発見場所に案内しろと詰め寄る。発見場所に向かった2人は、山中を歩き回り、人間の白骨死体を発見する。怖がる正太郎を尻目に、櫻子は恍惚の表情を見せるのだった。そして櫻子は遺体の死亡推定時期、年齢、性別、利き手まで、スラスラと言い始める、という内容だった。