元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏(42)の俳優デビューは、ファンたちからビクトリア夫人の歌声に例えられ、無残なかたちで終わったと、10日に英紙サンが報じた。

 英ITV放送の朝番組で9日、60秒の「キング・アーサー」予告編でベッカム氏が出演している部分が放映された。騎士役で、東ロンドン特有のコックニー方言でせりふを話していたという。

 放映後に、ソーシャルメディア上で話題となり、ファンらは「誰が彼に演じられるって言ったんだ? ビクトリアに歌えるって言ったやつと同じに違いない」「ベッカムは演じられないよ」と演技が下手だったことを手厳しく投稿した。

 また番組司会のモーガン氏も「デービッド・ベッカム、あなたは素晴らしい俳優だ。オスカーがやってくるよ」と皮肉った。同作品の監督を務めるガイ・リッチー氏とは友人でもあるベッカム氏は「多くのセレブらが俳優に転身して、失敗してきた」と演技が難しいことを認めたという。