タレントの大竹まこと(68)が、俳優大杉漣さんの訃報を受け、「とても残念」と悼んだ。

 大竹は22日放送のラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」のオープニングで「昨日、『(TV)タックル』やってた合間だったかねぇ、大杉漣さんがお亡くなりになったって言う話が入ってきて……」とレギュラー番組の収録中に大杉さんが死去したことを知ったと明かし、「そういうえばたけしさんなんかも……『ソナチネ』とか『HANA-BI』とかだったよね」と大杉さんの俳優としての転機となった北野武監督作品について触れた。

 自身は大杉さんが「転形劇場」で舞台俳優として活動していた当時から観劇していたそうで、「実験に近いようなことをやって。オレたちもアングラだったけど、こんなふうに突き詰めてる方もいるんだって」と刺激を受けたという。「アングラで出てきて、近頃はバラエティーもたくさんこなしていらして、いい感じだなと思っていたんだけど、とても残念です」と惜しみ、「謹んでご冥福をお祈りします」と追悼した。

 大杉さんは21日午前3時53分、急性心不全のため亡くなった。66歳だった。