水戸室内管弦楽団は23日、音楽顧問を務める指揮者の小沢征爾さん(72)が腰椎(ようつい)椎間板(ついかんばん)ヘルニアのため、5月の定期演奏会と6月の欧州ツアーへの参加を取りやめると発表した。28~30日の定期演奏会は、広上淳一さん(50)が代わりに指揮する。6月3~22日の欧州ツアーは、代わりの指揮者を探し、実施する予定。小沢さんは「腰の痛みが強く、今回の決断に至りました」とコメント。1カ月間、治療に専念することを明らかにした。