【ロサンゼルス5日(日本時間6日)=松本久、千歳香奈子通信員】合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された押尾学被告(31)の事件発生から約1カ月が経過した。押尾被告が子供のころ暮らしたロサンゼルスの日系社会でも事件は大きな話題になっており、中には「おれ、クスリをやっているんだ」と本人が話す様子を目撃した人もいる。

 押尾被告は父親の仕事の関係で4歳から12歳までロスで暮らした。最近まで1~2カ月に1度のペースで滞在し、逮捕された8月3日の直前までロスにいただけに、ロス市内に点在する日系人コミュニティーでも大いに話題になっている。

 押尾被告は女性が接客するクラブにもひんぱんに通っていたようだ。押尾被告がたびたび訪れたとされる店の常連は男性は、近くの席に座った同被告が「おれ、クスリをやっているんだ」と女性たちに話すのを聞いている。

 [2009年9月7日6時15分]ソーシャルブックマーク