兵庫県の井戸敏三知事が大河ドラマ「平清盛」を「画面が汚い」などと批判したことについて、NHKの松本正之会長は2日の定例記者会見で「いろいろなご意見がある。地元の方々の期待は大きく、注目度が高まるのは良いこと」と述べた。

 松本会長は「つくる方としては、時代表現がリアルになるように最新の技術を駆使してやっている」とも語った。

 「平清盛」をめぐっては、井戸知事は「瀬戸内海の真っ青な海の色が出ていない」とも批判。一方、広島県の湯崎英彦知事は「今風のリアリズムを追求した感じの映像で良かった」と評価している。