声優桜井孝宏(37)が20日、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「虹色ほたる

 ~永遠の夏休み~」(宇田鋼之介監督)初日舞台あいさつで、「何より僕はすごく夏休みがうらやましいと思いました。大人になるとなくなっちゃうので」と夏休みを懇願?

 した。昭和52年のひと夏の思い出を描いた作品で「何となく子どものころに見た風景とか、懐かしい思い出が自分の中にあって本当にすばらしい作品だなと思いました」と作品の中に自身の少年時代を見て、つい夏休みが恋しくなったようだ。

 桜井は声優に初挑戦した子役たちの、大人な姿勢にも驚いた。桜井が演じた主人公ユウタの子ども時代を演じた武井証(14)が、「こんな朝早いのに、お忙しい中来ていただきありがとうございます。最近、震災とか台風で大変な中、この日が迎えられて本当に良かったです」と堂々とあいさつしたのを聞き「大人のユウタをやらせていただきました桜井孝宏でございます。しっかり…しっかりしてるね」と2度繰り返した。

 この日は桜井と武井のほか、能登麻美子(32)中井和哉(44)木村彩由実(12)新田海統(13)のキャスト陣と、音楽を担当した松任谷正隆氏(60)、宇田監督が登壇した。