演歌歌手の島倉千代子さんが8日午後、肝臓がんのため亡くなったことが、関係者への取材で分かった。75歳だった。

 島倉さんは1938年(昭13)生まれ。54年にコロムビア全国歌謡コンクールで優勝。同社と専属契約を結び、55年にデビューした。映画主題歌でデビュー曲の「この世の花」が大ヒットし、57年の「東京だョおっ母さん」も大ヒットさせた。NHK紅白歌合戦には通算35回出場した。