ロシア女優のタチアナ・サモイロワさんが4日深夜、モスクワの病院で死去した。80歳。体調を崩し入院していたという。

 34年5月、旧ソ連レニングラード(現ロシア・サンクトペテルブルク)生まれ。58年のカンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」を受賞した「鶴は翔んでゆく」(57年)で主演。67年の「アンナ・カレーニナ」にも出演した。