フィギュアスケート男子の高橋大輔(28)に「無理チューしていた」などと一部週刊誌に報じられた日本スケート連盟の橋本聖子会長(49)について、漫画家の小林よしのり氏(60)が20日、自身のブログで痛烈批判した。

 20日発売の「週刊文春」は、ソチ五輪閉会式後の打ち上げパーティーの席で、橋本議員と高橋選手のキス写真を掲載し、橋本議員が高橋選手に無理やりキスを迫っていたと報じた。

 この話題についてテレビのワイドショーなどでは「なんとなく笑いながら話している」という状況を指摘した上で、「おっさんの国会議員が、例えば森元総理が、浅田真央ちゃんに、無理チューしていたら、どうなったか?大問題になって、ネットでも叩かれまくって、もちろん要職は解かれ、国民から半殺しにされかねない」と、事の重大さを説明した小林氏。女性のセクハラだったために大問題には至っていないとして、「こういう女の甘えが、都議会での女性蔑視ヤジを蔓延らせるのだ」とバッサリ。

 さらに「女も権力に酔いしれるようになったら、男性化する」と持論を展開し、「オヤジ化してしまい、セクハラでも、パワハラでも、無礼講で何でもやってしまうのである」と切り捨てた。

 なお、今回の報道に関して橋本氏は事務所を通じて「キスを強制した事実はありません」とコメント。一方の高橋側も「セクハラでも何でもなく、スケート界では健闘をたたえて、ハグやキスをすることはよくあることです」と説明している。