吉本新喜劇座長の小籔千豊(40)が22日、大阪市内で、主宰する音楽フェスティバルの歴史を写真などでまとめた「コヤブソニック展」(9月3日まで・あべのハルカス近鉄本店タワー館2階ウエルカムガレリア)オープニングセレモニーに登場した。

 「コヤブソニック2014ファイナル」(9月13~15日・インテックス大阪)は「音楽と笑いの融合」をテーマに08年にスタート。出演アーティストや企画など、小籔が全面的にプロデュースしてきたが、今年が最後の開催となる。

 第2日の9月14日には、シークレットゲストとして、アーティストと芸人が登場予定。「お客さんが(コヤソニに)行ってきたと、いきって(自慢して)もらいたい。なかなか見られない、居酒屋で話が盛り上がるような人」とシークレットアーティストについて説明。名前を伏せながらも「僕が大ファンで、何年か前から(付き合いがある)。ヤフーニュースには99%載ると思う」と自信を見せた。

 最終日の9月15日には、佐村河内守氏のゴーストライターだった現代音楽家の新垣隆氏(43)が出演することでも話題。トーク番組共演がきっかけという。ゴーストライター騒動で一躍有名になった新垣氏に対し「ええ人やし、ピアノもうまいし、現代音楽をマジメにやってきた人。色もの扱いされてかわいそうというか。みんなにすごいと思ってほしい気持ち。『お客さんが来る』という気持ちも半々です」と冗談交じりにアピールした。

 小籔自身も、今年解散するヒップホップユニット「ビッグポルノ」として出演。宇都宮まきらが所属するユニット「スモールポルノ」も出演し、ドメスティックバイオレンス(DV)撲滅ソング「DVはダメよ!」などを披露するという。