吉本新喜劇座長の小籔千豊(41)主宰の笑いと音楽のフェス「コヤブソニック2014ファイナル」2日目が14日、大阪市内で行われた。

 シークレットゲストには、小籔がかねてから大ファンという加護亜依(26)率いる3人組ユニット「Girls

 Beat!!」が登場。今年6月に、ツイッターで加護を中傷した一般男性の有名ユーザー「しばくぞおじさん」も登場し、加護と和解する場面もあった。

 観客の「加護ちゃーん!」という歓声に迎えられた加護は、メンバーの姫乃稜菜(22)喜多麗美(22)とともに最新曲「まだ、やれる」など2曲を披露。その後のMCで、小籔が“しばくぞおじさん騒動”に触れた。

 しばくぞおじさんは、芸能人への批判ツイートが多く、加護にも「幼稚」などと中傷する内容をつぶやいていた。これに対し小籔が「ド素人が黙れ」などとツイッターで激怒したことが、インターネット上などで騒動となっていた。小籔は「あろうことか、大好きな加護ちゃんにしょうもないことを言うた。(注意したら)僕が悪者みたいなニュースになった。加護ちゃんたちを応援したいのに、逆に足を引っ張ってしまって、すみません」と加護らに謝罪。

 続けて小籔が「1番悪いのは、しばくぞおじさん。今回、僕が呼ばせてもらいました」と紹介すると、覆面を被った本人が、舞台上に登場した。しばくぞおじさんが「軽はずみだった」などと謝罪すると、戸惑っていた加護も「幼稚ですみません」と対応。互いに握手と記念撮影をし、和解となった。

 終了後に小籔は、加護に対し「(ミニモニ。時代にテレビ番組で見ていて)体に電気走りましたね。『こんなかわいい人おるんや』と」と話し、応援したい気持ちも込めて出演をオファーしたと明かした。加護は騒動について「今回(コヤソニに)呼んでもらえたのでOKです!」と明るく話していた。

 第7回を迎えるコヤブソニックは、今年が最後となる。13日に開幕し、この日は約8500人を動員。15日まで。