増田恵子(57)が10日、6年ぶりのソロアルバム「愛唱歌」を発売した。都内で会見した増田は、アルバムの中から「愛の水中花」と新曲「愛唱歌」を熱唱した。

 アルバムのテーマは「愛」。「愛唱歌」は作詞・阿木燿子(69)作曲・宇崎竜童(68)のゴールデンコンビが、ピンク・レディー時代も含めて、初めて増田に書き下ろした。増田は「歌詞が先にできてきたんですが、最初の2行で号泣してしまいました。阿木さんからは『ケイちゃんとしてのマイ・ウェイを書いた』と言われたんですが、私の人生を語っている。今の私の思いが全部、詰まっています」と話した。

 前日9日には故郷・静岡で、81年のソロデビュー曲「すずめ」以来、33年ぶりに握手会を行った増田は「来年は、このアルバムを引っ提げて、北海道から沖縄まで行商に出ようかな」と笑顔。

 11年9月以来、活動休止中のピンク・レディーについても「私は、いつでも行けるように準備万端整えています」と意欲を見せた。