「踊る大捜査線」シリーズの脚本家として知られる脚本家の君塚良一氏(56)が、16日に放送されたテレビ朝日系「中居正広のミになる図書館」で、「実はレインボーブリッジは簡単に封鎖できる」という事実を明かした。

 「レインボーブリッジ封鎖できません!」の名ゼリフも生まれた同シリーズの大ヒット映画「踊る大捜査線

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 レインボーブリッジを封鎖せよ!」。同作では、犯人をお台場に閉じ込めるためにレインボーブリッジの封鎖を試みるが、各方面からの許可がなかなか下りずに苦戦するシーンがある。

 だが、番組で君塚氏は、「実はレインボーブリッジは警察の判断で簡単に封鎖できる」とぶっちゃける。君塚氏は、一般道、首都高速道路、鉄道などさまざまな交通機関が集中しているレインボーブリッジの封鎖は、全管轄から許可をもらうことに手間取るだろうと考えて脚本を書き始めたものの、「取材をしていくうちに簡単に封鎖できちゃうことがわかった」と明かした。しかし、作中で簡単に封鎖できてしまっては、台本が面白くなくなってしまうと考えた君塚氏は、「知らなかったことにしよう」と決めたという。

 さらに、映画公開直後に、「花火大会のときは封鎖してるじゃん」という指摘を受けていたそうだが、「これも聞かなかったことにした」と明かした。

 番組内でスタッフがあらためて専門家に確認するも、やはり「普通の道路を封鎖するのと同じで、必要があればいつでも封鎖は可能」とのこと。過去にも、要人の警護や大事件の折に封鎖していたと説明された。