オートレース界は31日に「SG第29回スーパースター王座決定戦」を開催、オートレーサー森且行(40)は川口オート代表として、初のSG制覇に臨む。

 森は今年、レースの戦い方を少し変えたという。「30代までは、体力に余裕があった。でも40代になって、ここから上がれない。いま以上を目指すとケガしちゃいますね。ここから下げないことを意識する。痛いとか感じて、治るのに時間が掛かっちゃう気がします。できる限り疲れを取ったり体調管理重視に変わって来た」と話す。一方で、「40歳とか、昔自分で思い描いていたよりは、十分やれますよ」と自信をのぞかせる。「トレーニングも変わらないですよ。ジムで汗流したり、サウナですよね」。トップ選手となった今、「瞬発力が大事なんで」と勝つための要素は分かっている。

 今年は「前厄」だが、「お祓いだけは行きましたよ、結構そういうの気にする方なんで」。迎える「本厄」にも臆さない。