NHKは15日、15年度から17年度にかけての次期経営計画などを発表した。国際放送を強化し、米など海外で制作する大型の討論番組や大型ニュース番組を新設する。さらにネットを活用した放送の同時再送信の取り組みを推進。ネットの活用など新サービスに応じた新たな受信料制度の研究も行うという。

 また、収支計画については、15年度の事業収入は、14年度より約201億円多い6831億円(うち受信料6608億円)、16年度6970億円(同6747億円)、17年度7088億円(同6889億円)とした。17年度末には受信料の支払率80%、衛星契約割合50%を目指す。