佐藤健(25)主演映画「るろうに剣心

 京都大火編」(大友啓史監督)アジアプレミアがマニラで行われた。日本映画のプレミアイベントが、フィリピンで行われるのは史上初めて。同市最大級のショッピングモール「SMメガモール」の会場には、約5000人のファンが殺到した。

 佐藤は壇上に上ると、タガログ語で「クムスタ(みなさん、お元気ですか)」とあいさつし、大観衆を湧かせた。役作りについて聞かれ「とにかくアクションを3カ月前から練習しました」と語った。

 武井咲(20)は「フィリピンは初めて。こんなにたくさんの人の中で、すごくうれしかったです」と感激した。また青木崇高(34)は演じる相楽左之助に引っかけ、ファンから相次いで「サーノ」とコールをかけられると、ガッツポーズした。(マニラ=村上幸将)