落語家桂歌丸(72)が2日、肺気腫に伴う感染増悪のため横浜市内の病院に緊急入院した。関係者によると、最低1週間の絶対安静が必要という。歌丸はこの日朝、横浜市内の自宅で息苦しさを訴え、タクシーで病院に向かった。診断の結果「肺気腫に伴う感染増悪」と診断された。気管支炎を起こし、それが悪化したようだ。点滴の治療と酸素吸入をしながら、安静にしているという。

 この日夜には都内で落語会が予定されていた。歌丸は点滴を受けた後に落語会に行き、その後病院に戻ろうとしたが、医師から「無理をしたら命の保証はできない」とドクターストップがかかり、出演を断念した。この歌丸の緊急事態に橘家円蔵と三遊亭小遊三が駆けつけ、代演した。今後も最低1週間の絶対安静が必要で、その間に入っている仕事を調整している。歌丸は1月31日に都内で司会を務める日本テレビ系「笑点」の収録に参加したが、その時も時折、息苦しそうな様子を見せていたという。

 [2009年2月3日6時57分

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